言う事をきかないなら叩くのはしかたないでしょう、だって叩けば言う事をきくんだから。
叩かないで言うことを聞かせられるならその方法を教えてくださいよ
と言う声が聞こえてきます。
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1 自分の要求を暴力で通すという方法を
学んじゃいますね
2 言うことを聞かない子どもに
言う事をきかせる
3 とはいえ簡単じゃないことを理解する
「強さ」
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1 自分の要求を暴力で通すという方法を学んじゃいますね
親は子どものために予定がびっしりなんです。自分のこと以上に子どもの事をやっている。
だもの、子どもは親に協力すべき、早く着替えて早く手を洗い、早く着替えて、早くお風呂に入りなさい、テレビはこれだけ、宿題をする。全部あなたのためじゃないの、なぜお母さんの言うことが聞けないの!
叩けばすぐ動く
それは叩くという暴力に屈したからですね。
子どもは他者に、また将来関わる人に暴力や脅しで要求が通ることを学びます。
わかっている、そんなことわかってる。
けどつい手が出ちゃう、ということもありますよね。
2 言うことを聞かない子どもに
言う事をきかせる
にはどうしたらいいでしょう
言うことを聞かせる、というより困る行動を変えたいときの方法ですが
答え:当たり前のことが出来てる時に褒める
おとなでもそうですが、出来ないことばかりに気がいって、できてることに誰も気付かないのはどうしてでしょうか。
咬む、物を投げる、妹を泣かせる、おねしょ、数々の問題行動
それ以外に月々日々にできるようになっていることが驚くほどあるはず
それを認める、ほめる。
人はネガティブな目標より(なにかができなくてそれをやるという)
ポジティブな目標の方がよりエネルギーを使わずに簡単にできるのです。
ほめ過ぎると、称賛というご褒美が欲しいために行動するという、暴力に屈するのと似た動機づけを与えてしまうので
ほめ過ぎはいけませんが
褒めると認めるはすこし違うのですが
そればまた今度。
3 とはいえ簡単じゃないことを理解する
「強さ」
子育てに魔法が無いのは百も承知。なのに魔法を期待してしまう。
思い通りにしたい。子どもも自分の子育ても。
いままでいろんなことを思い通りにしてきましたよね。なのにこどもはどうにもならない。
そう簡単にはいかないのが人生ですよね。それ受け入れられますか?
自分が子どもより強くなること。言う事をきかせたいと思わないで育てられるか、その強さを手に入れられるか。
結構そこが重要なポイントです。
さてその強さを手に入れるにはどうしたらいいんでしょう。
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