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「コロナ」と「怖がりのライオン」と「勇気」と「知恵」の話

感染者がまた増えてきました。

感染が怖い。

でも自粛はいろんな自由が奪われて苦しい。

最近のご相談の多くでそんな言葉が出てきています。

 

どんなに対策を講じていても、完璧ではないという恐怖。

 

恐怖と自粛によるストレス

その上それ以外の様々な不安。

それらの中で日々選択を迫られる。

どれほどのエネルギーが消耗するだろう。

 

 

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1.恐怖

2.オズの魔法使い

3.知恵

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1.恐怖

恐怖というと思い浮かべる言葉があります。

 

「勇気」

 

恐怖を感じない人に勇気は要らない。 

恐怖に立ち向かって日々を暮らしているということはつまり、勇気があるということです。 

もうひとつ思い浮かべる言葉があります。

 

「知恵」

 

恐怖はイコール人間の持つ知恵です。 

太古の人類が自らの命を守るために育ててきた感情が恐怖であり不安であり、その感情を取り除いたものが知恵です。

 

オズの魔法使いというお話を知っていますか。

 

 

2.オズの魔法使い

頭が悪いと思っているかかしは「知恵」を、

心が無いと思っている木こりは「心」を、

怖がりのライオンは「勇気」を探して、

どんな願いもかなえてくれるというオズの魔法使いの元へ、ドロシーと旅に出ます。

 

怖がりのライオンは

夜眠るときに数える羊さえも怖がるくらい怖がりでしたが、オズや仲間の危機に合うと自らを省みず、みんなを助けるという行動に出ます。

 

森の賢者がライオンに言います。

 

 

「怖がることは知恵なんだよ」

 

 

そしてさまざまな事件のあと、どんな願いもかなえてくれるオズの魔法使いに出会え、

かかしは「ぬかを詰めた脳」

木こりは「おがくずを詰めたハート型の袋」

ライオンは「勇気が出るジュース」

をもらいますが、実は3人が欲しかった「知恵」「心」「勇気」は、実は初めから彼ら自身が持っていたものであることに気付いた、

というお話です。

 

 

3.知恵

既に持っている。

 

恐怖に立ち向かう勇気も。

危険を回避する知恵も。

 

そのうえで、現在の目の前の困難を見てみてください。

 

怖がりのライオンは

もともと自分が持っている勇気と知恵に気付いていませんでしたが、あなたも一緒ですね。

 

 

 

なんて思いますが、現実はそんな簡単じゃない。

かく言うわたしも似たようなものです・・

 

でも・・・

 

ちょっとは気持ちが軽くなったらいいなあ。