親に虐待を受けてきた人は、暴力で他人を支配するというパーツを、自分の中に取り込んでいるかもしれない。
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1.暴力と支配
2.あなたの強さ
3.元気でいること
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1.暴力と支配
やられてきて嫌だったから、ずっと「暴力も支配」も意識してやらなかったけど、
目の前にわが子がきたとき、信頼したい大切な人が出来たとき、取り込んでいたそのパーツが目覚めて「暴力や支配」を、今度は強者という立場で行使する。ことがあります。
前回は弱者だったから、やられる一方だったから、強者になった時には万能感を感じてしまうのを止められない。
でも本当はその「暴力や支配」の奥に、当時の自分の悲しみや苦しみがあり、きっと殴っても叩いても、嫌な気持ちから逃れられない。
だってその手は言葉は、ほかならぬ自分に向かってやっているのだから。
殴りながら自分が痛い。
苦しい。
親のパーツ、「暴力や支配」からくる悲しみや苦しみは、それを認めたくないから違う形に変わって出てきます。
怒り、自傷、依存、過食や解離
2.あなたの強さ
自分の心を守るためです。
子どもを殴るとき、パートナーに怒りをぶつけるとき、
自分の手首を傷つけるとき
悲しみから自分を守っている。
全て自分を守る防衛反応です。
そうやって自分を守ってきた。
なんとかして生きてきた。
あなたは強い。
しかしそれは同時に苦しい。
3元気でいること
じゃあどうやってその苦しさから逃れたらいいんだろう。
怒り、自傷、依存、過食、解離を手放したい時。
方法はいくつでもあります。
そのどれを選ぶのか、何がいちばん取り組みやすいのか、あなたは既に考えていると思います。
既に行動も起こしている。
そんなに簡単じゃない。うまくいかないことに焦っているかもしれない。
怒っているかもしれない。
イライラしたり落ち込んでいるかもしれない。
しかし一番大事なことはそれを継続することです。
簡単ではないのです。
知っていますね。30回や50回、100回やっただけで変わるようなことではないことを。
そして常に新しい対処方法にトライする元気を持ち続けること。
それが一番必要なのかと思います。
元気でいること。
あなたが少しでも元気でいることです。
それが難しいのだけれど・・・・
#虐待被害 #暴力 #支配 #手首 #解離
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